逐次通訳
逐次通訳は、発言者が話をした後に通訳者が訳します。伝え終わると再び発言者が話をしてストップし、通訳者が通訳を行う…という工程を繰り返していきます。
同時通訳はほぼタイムラグがないのに対して、逐次通訳では普通に話す2倍の時間がかかってしまうため、長時間におよぶ国際会議には不向きな通訳方法といえます。
一方で、同時通訳よりも正確に慎重に内容を通訳していくことができるため、主に工場見学や少人数での会議などの場面でよく使われます。
また、同時通訳に比べると費用が抑えられることも利用のしやすさにつながっており、最近では逐次通訳を利用される場面や頻度が増えてきています。
ー特徴- ・発言者がある程度話をしたあとで、通訳者がまとめて通訳を行う ・正確に、ゆっくりと理解していきながら通訳を聞くことが可能 ・同時通訳と比べると時間がかかる
逐次通訳が適している場合:
- 同時性をそれほど求めていない
- ゆっくりでも良いから、しっかり内容を確認していきながら進行したい
- 費用を少しでも抑えたい
*用途例:企業におけるプレゼンテーション、商談、工場見学、GMP監査など