ウィスパリング
ウィスパリングは通訳者が聞き手の側につき、近くで通訳の内容をすぐに伝えます。ささやくように伝えることから「ウィスパリング」と呼ばれています。
聞く人が1~2名の場合は、そばについてささやき、3名以上の場合は簡易型同時通訳機材(ガイドシステム)を利用する場合もあります。
同時通訳よりもよりテンポよく会話を進められる点がメリットで、形態としては同時通訳と似ています。
ー特徴- ・聞き手の耳元でささやくように通訳する形態 ・聞き手が複数名の場合は、専用マイクと受信機を用います ・同時通訳と同等の技術が必要なため、2名体制が望ましい
ウィスパリング通訳が適している場合:
- 同時通訳ほどのクオリティは求めないが、スムーズに会議を行いたい
- 少人数での商談や会議
- 日本語で行われる会議に海外の言語を話す方が少数参加している場合